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2015.12.20
12月17日、12月18日に行われた金融政策決定会合では、金融緩和の継続が決定されました。
同時に買い入れる国債の年限の延長やETF、REIFの購入金額拡大という大規模金融の補完策を発表しました。
今回の決定後、市場では急激な株高、円安が進みましたが、発表後30分程度ではいずれも発表前の水準を下回り、市場は乱高下となりました。
現時点で今回の決定には懐疑的な見方が多いようです。
「戦力の逐次投入はしない」という方針を明確にしていた黒田総裁であうが、今回の決定が「戦力の逐次投入」に他ならないと見る向きが支配的です。
今後さらなる大規模な金融緩和をできないレベルまで現状の金融緩和は大規模なものであることから日銀は非常に苦しい立場に立たされています。
12月16日には米国のFRBが利上げを決定し、日欧は金融緩和の拡大を探っており、この政策の違いが今後も為替市場にどう影響するか目が離せません。