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2014.12.05
2014年12月4日のニューヨーク外国為替市場で円安ドル高がさらに加速、1米ドル=120円台まで円安が進行しました。1米ドルが120円台をつけるのは、2007年7月下旬以来、約7年4カ月ぶりとなります。
背景の1つは、最近の米国の経済指標です。このところの経済指標の発表は好調な内容が多く、本日の発表を予定している米雇用統計も引き続き改善するとの見方が高まっています。
つまり、米景気回復への期待感からドルを買って円を売る流れが強まっていると言えますね。
追加の量的金融緩和に踏み出した日本と、政策金利引き上げに向かう米国の金融政策の違いも、円売りにつながっています。さらにアメリカが政策金利の引き上げに踏み切った場合、更なる円安も予想されますね。