みんなの海外送金 | 海外送金手数料の比較・ランキング・為替情報まで | 2016年6月最新情報更新
2014.06.10
ビットコインを円などと交換できる取引所である「マウントゴックス」が経営破綻しました。ビットコインはネットで取引できる「仮想通貨」で、2009年に登場以来、急速に普及していました。円や米ドルなどの通貨との交換はもちろん、海外送金や物品の購入も使えるなど、利便性も非常に高く、また、安価な手数料から急速に普及していました。国内でもネットはもちろん一部の実店舗で利用できるようです。
日本政府はビットコインを「通貨には該当しない」として、通貨としては認めない方針を打ち出すと共に、ビットコインの位置づけを明確にする法律・法規制がない、と表明しています。つまり、ビットコイン取引所での取引や物品の売買は銀行法や金融商品取引法の配下にあるものではないということになります。一方、ビットコインを用いた取引は課税対象となる、としています。
ビットコインはお金ではないけれども、お金と全く同じように利用できます。法規制も整っておらず、法律がついてきていない事例の1つといえるこのビットコイン。海外送金にも利用できますが、大切な資金を送るには不安が大きい状況です。
法規制が追いつき、安心感のある環境が整えば、ビットコイン(またはそれに近いサービス)が一気に普及する可能性はありますね。なぜなら、ビットコインがここまで急激な勢いで拡大したのは利用ニーズがあると考えられるためです。もちろん、投機的な思惑のある利用者もいたようですが。海外送金はただでさえ資金移動の把握が難しく不安になるものです。現在提供されているのサービスの中で免許をしっかりと有している金融機関のサービスを利用しておいたほうがよさそうですね。