みんなの海外送金 | 海外送金手数料の比較・ランキング・為替情報まで | 2016年6月最新情報更新
近年、海外留学を行う学生が減少傾向にある中、ご子息の将来を考え、海外留学という進路をご決断し、期待と不安も尽きないかと思います。海外留学を行う際に、気になるのが現地での生活費です。海外では日本と異なり金融機関のサービスレベルが良くなく、手数料も非常に高価である場合も多いです。一方で先進国への送金であれば翌営業日には現地の金融機関に資金が着金するようにもなっています。こうした送金スピードの向上もあり、現地での安全も考え、銀行口座の中にもあまり多くの現金を保持せず、定期的な送金を行うほうが安全だと思います。
海外送金目的ごとに選ぶべき海外送金サービスは送金目的・頻度・金額が目的ごとに違うため異なってくるとお考えください。
定期的に海外送金を行う場合には、送金手数料の安さは必須です。下記が主要な金融機関ごとの送金手数料となります。
新生銀行 | 楽天銀行 | SBIレミット | ソニー銀行 | CITI | セブン銀行 | ゆうちょ |
---|---|---|---|---|---|---|
2,000円 | 750円 | 480円~5,980円 | 5,000円 | 3,500円~ | 990円~6,500円 | 2,500円 |
いくら海外送金手数料が安価でも定期的に送金を行うのに、銀行窓口での混雑に巻き込まれていては何の意味もありません。定期的に海外送金を行う場合には、インターネット、電話などで送金の申し込みが行える金融機関を選びましょう。下記に主要な金融機関ごとの申し込み方法をまとめました。
新生銀行 | 楽天銀行 | SBIレミット | ソニー銀行 | CITI | セブン銀行 | ゆうちょ |
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インターネット ATM振込み |
インターネット ATM振込み |
インターネット ATM振込み |
テレフォンバンキング※1 | インターネット ATM振込み |
インターネット ATM振込み |
窓口 |
※1 送金先事前登録が必要です。詳しくはソニー銀行の公式サイトをご覧ください。
2,000米ドルをアメリカに送金する場合のシミュレーションです。計算を簡素化するために米ドル円の中値が99円だとした場合の計算になります。なお、米国国内で発生する受取手数料は含みません。
新生銀行 | 楽天銀行 | SBIレミット | ソニー銀行 | CITI | セブン銀行 | ゆうちょ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
送金手数料 | 2,000円 | 750円 | 1,480円 | 5,000円 | 3,500円 | 3,000円 | 2,500円 |
為替費用 | 200,000円 | 201,400円 | 200,600円 | 198,300円 | 200,000円 | 205,600円 | 200,000円 |
合計費用 | 202,000円 | 202,150円 | 202,080円 | 203,300円 | 203,500円 | 208,600円 | 202,500円 |
いかがでしょうか?最も安価な金融機関は新生銀行となり、SBIレミット、楽天銀行が続く結果となりました。新生銀行の為替手数料が1円とSBIレミット、楽天銀行を大きく引き離し有利性があるため送金金額は2,000ドルを超えればより、新生銀行の優位性が際立つ結果となります。
一方で、ソニー銀行の為替手数料の安さが他行を圧倒しています。為替手数料が非常に安価であるため送金金額が3,530ドルを超えると、新生銀行よりもコストが抑えられる結果になります。3,500ドル以下の送金を定期的に行う場合は新生銀行、3,500ドルを超える送金を定期的に行う場合はソニー銀行という選択肢がよさそうですね。
※シミュレーションについては当サイト独自で算出したものであり、実際の取引条件および投資成果を保証するものではありません。
海外では何かしらの緊急の出費が発生しがちです。特に医療費など現金がないと診察をしてくれないなどの事態にも備えておく必要があります。最後に海外送金以外に現地での現地通貨を得るための方法もご紹介しておきます。
予めチャージした金額であれば、海外のVISAマークがついた銀行で現地通貨の引き出しや買い物ができるカードであり、指定口座へのお振り込み、セブン銀行・セゾンATM経由でチャージを行うと24時間以内(金融機関休業日を除く)にNEO MONEY残高にチャージされるサービスです。留学前にカードの発行を手配し、緊急時用として持っていれば安心です。
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日本国内にある新生銀行の普通預金口座にある円を海外のVisaワールドワイドが運営する「PLUS」マークのある世界約200ヵ国、約200万台のATMで現地通貨の引き出しが可能。日本国内で通常使ってるキャッシュカードがそのまま海外で利用で、普通預金残高を増やせばリアルタイムに海外で現地通貨の引き出しが行えるため緊急時用としては非常に重宝します。
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