みんなの海外送金 | 海外送金手数料の比較・ランキング・為替情報まで | 2016年6月最新情報更新
2014.07.08
為替取引をしたことがある人であれば、誰でも一度は聞いたことがあるに違いない為替市場。実際には、為替市場とは何なのでしょうか?
為替市場はどこにあるの?
市場というからには、為替市場のことをどこかにある場所や組織であると考える人もいるのではないでしょうか?
でも、実際には為替市場とは、バーチャルなものなのです。円やドルなどを交換する場のことを総称して為替市場というだけであって、築地市場のように、決まった場所に本拠地を置くものではないのです。
為替市場での取引の行われ方
取引方法はインターバンク取引、対顧客取引の2つに分けられます。
インターバンク取引では金融機関同士が直接またはブローカーを通じて取引を行います。対顧客取引では、金融機関と個人が取引を行います。
為替市場のドル・円の存在感。
為替市場で最も流通量が多い通貨はアメリカのドルです。ドルの取引が全体の40%超をしめています。
日本円の取引は11%程度。
ドル・円同士の取引は約100兆円。この数字は取引全体の2割弱を占めます。
24時間眠らない市場
為替市場は24時間休むことなく開かれています。
というのは、絶えず世界のどこかの市場は開かれているからです。
1週間の取引はニュージーランドからスタートします。そして、東京、シンガポール、ロンドン、ニューヨークと続き、土曜日にニューヨーク市場で取引が終了します。この間、休むことなく取引を行うことができるのです。