みんなの海外送金 | 海外送金手数料の比較・ランキング・為替情報まで | 2016年6月最新情報更新
2014.11.12
11月7日、BLS(米国労働省)の発表によると、非農業部門の雇用者数は前月比で21万4千人増加とのこと。市場予測の23万5千人は下回ったものの、米経済の堅調さを印象付けました。
失業率は、5.8%と先月より0.1ポイントだけ低下しました。
10月に量的緩和を終了させ世界経済のけん引役として堅調さをみせる米経済は、今後利上げの時期を巡って引き続き雇用統計に耳目を集めそうです。
失業率は、リーマンショック後のピークをつけた2009年10月の10%から4ポイント以上の低下を見せています。全体的に堅調と言えますが、潜在的な失業者(職探しをしていないため、数字として出てこない人数)を考えると、依然FRBは慎重姿勢をとると考えられます。
円相場は、日銀の追加緩和を受けて、7日連続の下落。また、米金利の上昇観測もあることから、今後もドル高・円安トレンドに変更はないと考えられます。
来年中ごろと考えられる米政策金利の利上げ時期を占うため、今後も米経済指標に着目する必要があるといえるでしょう。